4月の最初の日曜日、『横田めぐみさんとの再会をはたすために』と言う目的で開催されたコンサートに行ってまいりました。ピアノ独奏・弟さんの講演・バイオリン独奏の三部構成になっておりました。
北朝鮮に拉致されて40年。13歳だっためぐみさんは、53歳になっているはずです。同級生であったというバイオリニストの髪には、白いものがかなり目立っておりました。舞台上手に置かれたスクリーンには、お父さんが写したという家族写真が次々に映し出されていきます。あどけない双子の弟さんと並んで立つめぐみさん、その後ろにやさしく微笑むお母さん・・・これを写すお父さんも、笑顔いっぱいだったことでしょう。それが・…・・午前中に、孫たちと出かけた近所の神社では、遊びまわる子供たちの歓声が響いておりました。その情景と、映し出される家族写真とが重なってきて、どうにもいたたまれないような気持ちになりました。
拉致される船の中で、「お父さん、お母さん助けて。怖いよー」と泣き叫び、船底を指から血をにじませてかきむしっていたという。そんな話をご両親はどんな思いで聞いたのでしょう。何とかお元気なうちに再会をはたしてほしいと願わずにはいられません。
「53歳からでもやり直せる。」と作曲家の例を引いて、力強く演奏して下さった曲がいつまでも、耳の底に残りました。
『クレセントロール』はフランスパンの生地で作ります。薄く伸ばして、バターを塗ってくるくると巻いて三日月の形に。ほんのりとバターが香る楽しいパンです。
『バターロール』『クロワッサン』少し甘味のパンです。『全粒粉のクロワッサン』は砂糖が使ってありません。『クロワッサン』との違いをお楽しみください。
27日(土曜日)お休みいたします