何気なくつけたテレビで「腸内フローラ」という言葉を知りました。食事をしながら見るには抵抗がありましたが、健康な人の便を病気の人に入れることで、病気を治しているというアメリカの病院が紹介されていました。
数日後に図書館の新着図書の中にその題名を見つけ、興味半分でページをめくったところ・・・・「糖尿病」「肥満防止」「肌の若返り」「脳血管障害」・…まるで健康商品の宣伝のような文句が並んでいます。腸内細菌の質が健康に大きく作用するというのです。そう言えば、ヨーグルトを食べると腸内にビフィズス菌が増えて健康にいいとか、アレルギーを改善するとか、よく聞きますね。まだ確実なことは分からないそうですが。
それにしても、マウスの実験で、臆病者のマウスに活発なマウスの腸内細菌を移植すると、活発になるというデータには驚きました。腸内細菌が性格まで左右するというのです。
一つ一つの細菌の検出が可能になった現代科学のなせる技なのでしょうが、まだ効果を起こす菌の特定には時間がかかりそうです。ただ、一種類ではなくいくつかの菌のグループである効果を引き起こすことがわかってきたそうです。
多様な菌の活躍を花畑に例えて「フローラ」と呼んだとか。「善玉菌」「悪玉菌」ではなく、菌の多様性が最も大切であると、それを維持するには昔からの食事と、規則正しい生活…・・・そこに行き付くのですね。
現在イートインスペースを作る工事をしております。
店内を少し改装するため、
10日(火)11日(水)両日お休みとなります。
11月末には完成する予定です。
よろしくお願い申し上げます。