パン工房 かんぱぁにゅ

5月のかんぱあにゅ

　 厨房の窓を開けると、梅の木があります。そこに小さな実が沢山ついているのが見えるようになりました。若葉も日ごとに逞しくなっていきます。今年は美味しい梅のジュースができるかな。今からワクワクしています。去年は、一つもならなかったのですから。 　 本当に、去年は、おかしな気候に悩まされました。果物の出来不出来もずいぶんそれに左右されたようですね。毎年言い続けているような酷暑、今年もまた・・・なのでしょうか。暖かくなる「春」花の咲き誇る「春」を待ちわびていたはずなのに、3月の終わり頃から、「夏日」なんて日があったりして、ちょっと怖いこれからです。 　それでも、桜前線は、遅いかな、早いかなと言われながら、順調に北上を続け、終着駅にたどり着いたようです。あそこの桜が見てみたい、あそこも・・・と、ニュースで流れる桜の映像を見ながら、気持ちばかりは遠出をしていましたが、結局手近なところで済ませてしまいました。来年こそはと、思ってはいるのですが。　　近くの山が、新緑に変わり、モクモクと盛り上がった木に彩られています。誰かが、「ブロッコリーのよう」と言っていました。俳句の季語では、「山笑う」というとか。まさしく、微笑んでいるか、大声を上げて笑っているか。いずれにしても、眺めていると、元気になれそうです。
大型連休中も、通常通り営業いたします。　　 31日（土曜）臨時休業いたします。
　　上はカンパーニュの生地にドライフルーツを練り込んであるパンです。生地は砂糖、油脂を、使用していませんので、硬めです。レーズン等の、ドライフルーツの甘みが、感じられます。　　下は、食パンの生地です。　軽く温めて（電子レンジではなく）お召し上がり下さい。 　

4月のかんぱあにゅ

　行きつ戻りつした季節も、そろそろ方向が定まってきたのでしょうか。桜の開花の話題でニュースが賑わっています。そんなことでとも思うのですが、昔々の人も農業の指針として気にしていたそうですね。冬の間、神様は山に籠もっているが、春になると里に下りてきて、それが桜の開花となると信じていたそうです。神様が降りてきたことを祝うことが、祭りとなり、今の花見に繋がっているとか。最もその頃の桜は「ソメイヨシノ」ではなかったでしょうが。時が過ぎても、社会が変わっても、春に対する思いはそう変わっていないのでしょう。

　 今年の3月は、つらい記憶をよみがえらせた月でもありました。１０日は、東京大空襲から80年、翌１１日は、東日本大地震から１４年。２０日は地下鉄サリン事件から３０年。もうそんなに経ってしまったのかという気持ちと共に、当時の衝撃が思い起こされました。（もっとも、８０年前の記憶はありませんが）

　中でも、オウム真理教の信者であった親に連れられて、５，６年劣悪な環境の中に置かれた子供たちのその後という報道に、どうしようもないもどかしさを感じました。身近な人にも自分の過去を話せず、誰にも相談できず過ごしてきた年月。せめて、今後に、普通の幸せが訪れますようにと・・・・。

　 晴れやかな気持ちで、満開の桜を迎えたいものです。

4月のパンが並びました。「紅茶食パン」レモンピール入りです。

「ストロベリーデニッシュ」クリームチーズ、カスタードの上にイチゴが並んでいます。

「桜あんパン」ちょっと塩気を感じるピンク色の餡と、桜の花の塩漬けが真ん中に。

その他に、「紅茶マフィン」「イチゴのかくれんぼ」春のパンをどうぞ。

3月のかんぱあにゅ

　　季節が行ったり来たりを繰り返しています。春が来たかなと思うと、雪が４メートル以上も積もったというニュースを聞きます。植え付けたイチゴの苗が気にかかります。それでも、『フクジュソウ』が芽を出しました。黄色のつぼみが覗いています。黄色は春の色ですね。『ロウバイ』『ミツマタ』『レンギョウ』『タンポポ』etc　　庭に積もっている枯れ葉を取り除いたら、小さな芽が顔を出していました。ここにもそこにも。『チューリップ』『スイセン』それとも、、、何の芽でしょう。初冬に植えた、『ガーデンシクラメン』は寒さにあるいは乾燥に耐えられなかったようです。暮れのうちから庭に、華やぎをもたらしてくれていた『日本スイセン』もそろそろ、役目を終えるのでしょうか。寒いと縮こまっている自分に比べ、草花のたくましさに頭が下がります。　　朝が来るのも早くなってきました。吾妻山の山頂から見た初日の出は、６時５０分でした。今は、ラジオ体操の時間に、お日様が見られるようになっています。地球の動き、傾きなどとの関係を、何度説明されても、季節の変化や、太陽の昇る位置などと、具体的に掴むことができないのですが。　でも、ありがたいといつも思うのです。私たちのいる『ハビタブルゾーン』全く奇跡ですね。お日様があって、空気があって、水があって、雨になり、雪になり、川になり、海になり、そして、私の体の、大半を作っている。地球が、此処にいたから、私たちがいるのですね。待ち遠しい春もまたこの恵みの賜物なのでしょう。
　左上はかぼちゃを練り込んだクッキー。右上はカレンズ(小さなレーズンと思っていいのかな)が入ったクッキー、サクサクしています。とってもどちらも、卵も乳製品も使っておりません。どちらも、卵も乳製品も使っておりません。　下は黒糖味のゴロゴロくるみの入ったパウンドケーキ。手土産にも喜ばれております。

2月のかんぱあにゅ

　 駆け足で時が過ぎていきます。「今年ももう終わりね」と挨拶を交わしたのが、つい昨日のことのように思えるのに、そして、「阪神淡路大震災」から、30年というニュースに、改めて思いました。横倒しになった高速道路や、燃え上がる神戸の街の映像に、テレビの前に釘付けになったきり、言葉もなかった日のことを。　　あのとき小学生だった子供が、社会人となり、親になり、あの頃の自分と同じ年代の子供を持ち、彼らのことで日々いっぱいの生活を送っている。一世代経ってしまったのですね。非常に大勢の人が、多数の人や物を失って30年、街は復興し、賑わいは取り戻せたようですけど、心の奥にしまい込まれた傷は残り続けていると聞きました。　　そして、その後、自然災害で、どれだけの人が傷つき、亡くなられ、どれだけの物が壊されていったのでしょう。繰り返される災害になすすべもないというのは、あんまりな、、、、ですよね。「想定外」と言われ出したのは、たしか14年前の、「東日本大震災」からですね。しかし、阪神の時も、「震度7」は考えてはいなかったとか。　　日本に住む限り、いや、この地球上に生きる限り、自然災害と決別することはできないのでしょう。自然の恵みを受けながら暮らしているのですから。しかしもうちょっとなんとかならないのでしょうか。雪化粧を始めた赤城を眺めながらそんなことを思っています。　　12日（水曜）臨時休業いたします。
　　2月と言えば、チョコレート下下は、『ミニチョコパウンド』チョコシートを折り込んで、三つ編みにして、小さなパウンド型に詰めました。実は、このチョコシート、ココアと砂糖で作った手作りです。だから、添加物なし。他にも、チョコレートを使ったパンが、いくつかあります。2月限定の、ハートの形をした『二人のクリーム』などもいかがですか。　上はよく似た形をしていますが『ラムレーズンブレッド』ラム酒につけ込んだレーズンがたっぷり入っています。

2月のかんぱあにゅ

　 駆け足で時が過ぎていきます。「今年ももう終わりね」と挨拶を交わしたのが、つい昨日のことのように思えるのに、そして、「阪神淡路大震災」から、30年というニュースに、改めて思いました。横倒しになった高速道路や、燃え上がる神戸の街の映像に、テレビの前に釘付けになったきり、言葉もなかった日のことを。　　あのとき小学生だった子供が、社会人となり、親になり、あの頃の自分と同じ年代の子供を持ち、彼らのことで日々いっぱいの生活を送っている。一世代経ってしまったのですね。非常に大勢の人が、多数の人や物を失って30年、街は復興し、賑わいは取り戻せたようですけど、心の奥にしまい込まれた傷は残り続けていると聞きました。　　そして、その後、自然災害で、どれだけの人が傷つき、亡くなられ、どれだけの物が壊されていったのでしょう。繰り返される災害になすすべもないというのは、あんまりな、、、、ですよね。「想定外」と言われ出したのは、たしか14年前の、「東日本大震災」からですね。しかし、阪神の時も、「震度7」は考えてはいなかったとか。　　日本に住む限り、いや、この地球上に生きる限り、自然災害と決別することはできないのでしょう。自然の恵みを受けながら暮らしているのですから。しかしもうちょっとなんとかならないのでしょうか。雪化粧を始めた赤城を眺めながらそんなことを思っています。　　12日（水曜）臨時休業いたします。
　　2月と言えば、チョコレート下下は、『ミニチョコパウンド』チョコシートを折り込んで、三つ編みにして、小さなパウンド型に詰めました。実は、このチョコシート、ココアと砂糖で作った手作りです。だから、添加物なし。他にも、チョコレートを使ったパンが、いくつかあります。2月限定の、ハートの形をした『二人のクリーム』などもいかがですか。　上はよく似た形をしていますが『ラムレーズンブレッド』ラム酒につけ込んだレーズンがたっぷり入っています。